ビンテージハウス

 私は、古民家とは、“昭和初期頃までに建てられた礎石や束石の上に柱がのっている、棟梁大工さん達の職人技やこだわりが光る、世界で一つしか無い手作りの家のこと”だと思っています。
 古民家と思われる家を見ると、日本の伝統的な工法で細工された欄間や組子細工、建具、また、波打つガラス窓に、「なんてすばらしいんだろう！！」とため息が出ます。そして、この建物を大切に引き継いでいってくれる方を何とかお探ししたい！！と思うのです。
 最近は田舎暮らしや古民家暮らしを望む方も多く、移住してこられる方のお世話をさせていただくことも増えてきました。そんな、田舎や古民家に住みたいと言っていただけるたくましい方は、自分たちの住まいをDIYで暮らし方に合ったおしゃれ空間をつくられ、住むことを楽しまれています。そして、田んぼや畑などの農地や山も一緒に引き継いで下さる方も多くいらっしゃいます。
 代々引き継がれた古民家を手放さざるを得ない事情をお持ちの所有者様が、安心して次の方へ引き継げるよう私たちがお手伝いさせていただきます。
 思い入れのあるお家を“終う（しまう）”ことに抵抗がある方も多いと思われますが、売買契約が終わると、「肩の荷が下りた」と仰っていただいくことがとても多くその時は、私たちが関われてよかったと安堵し、スタッフと一緒に喜んでいます。
 ご親族様へ引き継ぐことが出来ないけれど、建物は次世代に引き継ぎたい！とお考えの方は是非私たちへお声掛けください。